さまざまなビジネスが日夜うまれている。それはデジタル分野だけでなく、アナログなものづくりの世界でも起こっている。このコラムでは、これまでの業界の常識を変え、世の中を変えようとする取り組みを紹介する。

居酒屋のコースメニューは果たしてオトクなのか?
カテゴリー:ビジネス

忘年会シーズンです。
川上も連日の忘年会に、少し体調がガタついておりますが、ここからが本番です。

さて、忘年会といえば幹事さんが常にご苦労さんであります。
ただ、ひとつだけ言わせてもらいたいことが。
ゼミ生と飲み会をすれば、学生幹事は常にコース料理や食べ放題を頼むのですが、いつもその価格が価値と釣り合っているのかが疑問がわきます。

コース料理は、なんだかフライモノなどの茶色いものや、炭水化物でごまかされている気がします。

居酒屋の食べ放題は、ラストオーダー◯◯分、△△は2回まで、食べ残しは罰金、さらに同じタイトルの料理を頼んでも通常メニューとは違って、フルスペックでないものが多く来て、げんなり。

そこで最近、川上は二度ほど行きつけの居酒屋でこんな実験をしています。
「今日はアラカルトです。自分たちの食べたいものを全く遠慮なく、頼みたいだけ頼みなさい」

ゼミ生たちは一瞬おののきますが、これは実験なのでもちろん川上の奢りです。笑。大人の金で飲み食いできることがわかると、学生たちは意気込んで、それはもう遠慮なく次々に頼みます。

もつ鍋、唐揚げ、手羽先、刺し身、まぁそれは遠慮なく。
満腹であることを確認して、お会計をします。

すると一人あたりで3,700円程度。これは二度ほどトライアルしてもほぼ同じ金額になりました。
この時期の食べ放題飲み放題メニューが安くても税込み4,500円(税別)程度。しかも内容に納得できないストレスを抱えて、満足感がないことを考えれば
「絶対にアラカルトだろ!」となりました。

オトクな気分になる決まってゼミ生たちとはそのまま31に行き、また
「好きなもの食べろ!」となります。
そう言い放つや、いっせいに列をなしてダブルやトリプルやらの祭りが始まります。
結果、31でまぁまぁの金額を支払って帰ることになりますが。笑。

ということで、忘年会幹事の皆様、意外とアラカルトのほうが安い、しかも制約がないぶん、満足度がかなり高く、コスパは超高いという結果になりますよ。
体育会系の現役猛者が複数いる以外は。笑。

マネタイズの専門家からみなさんへ。
宴会は「コース」という既成概念は捨てましょう。

ではみなさま、素敵な忘年会を!